ADX2 LEユーザーインタビュー Vol.5『モン娘ぐらでぃえーた』編


こんにちは、「CRI ADX2」サポーターの一條です。

CRI・ミドルウェアでは、同人・インディーゲームクリエイターや学生を対象として、無償版サウンドミドルウェア「ADX2 LE」を提供しています。なお、今月「ADX2 LE」は大型アップデートが行われ、さまざまな最新技術が搭載されています。同人・インディーゲーム開発者の皆様は、ぜひ触ってみてください。

本インタビューシリーズは、ADX2 / ADX2 LEの魅力を同人・インディーゲームクリエイターにもっと知ってほしい!という思いから、実際にADX2を開発に採用したクリエイターにインタビューを行うものです。(前回の『朝はどこ』編 はこちら

第5回は、ZephyrStudioの『モン娘ぐらでぃえーた』をご紹介します。

 

 

——自己紹介と本作のご紹介をお願いします。

ZephyrStudio(ゼファースタジオ)の湊あおいです。

『モン娘ぐらでぃえーた』という可愛いモンスター娘を厳しい世界で育てて戦わせるゲームを作りました。

 

——ADX2 LEを導入するきっかけはどのようなものでしたか?

Qiitaに投稿されていた、Unityのサウンド機能をADX2で強化するを読んだことがきっかけです。

ループ処理がUnity標準の機能だと手間がかかってしまうことと、元からスマホ対応を視野に入れていたので、Android端末の再生遅延を抑えたいと考えたことが主な導入理由です。

また、今はUnityを使って開発しているのですが、もし開発途中で他のエンジンに変えたくなっても、ADX2なら音声の作業データをそのまま使えるのも魅力的でした。

——ADX2 LEを導入する際、使い方が分からなかったり困った点はありましたか?

ADX2では、同時に再生する音の数はデフォルトで上限値があります。そのため、特定の状況で音が鳴らなくなるという不具合の原因を探すのに苦労しました。
(筆者注:ADX2の初期化処理を行う「CRIWARE Library Initializer」の「Max Virtual Voices」にて、その設定を変更できます。)

——本作はかわいいキャラクターの戦闘アニメーションとカットイン演出が目を引きます。ADX2による効果音演出はどのように利用されていますか?

アニメーションデータにタイミング情報を埋め込んだ効果音の再生を行っています。

本作はアニメーションツールの「OPTPiX SpriteStudio」も使用しています。これには、ADX2のタイムラインと同様に、任意のタイミングでUnity側の処理を呼び出すことができます。この機能を使って、攻撃の当たるタイミングのデータを埋め込んで攻撃の回避やヒットのアニメーションと合わせ、音を再生させています。

また、まだ実装できていないのですが、いずれはアニメーションや音に合わせた演出をもっと盛り込みたいと考えています。

——その他、ADX2 LEで活用している機能は何でしょうか。

攻撃が当たった時と外れた時に「観客の歓声」を鳴らしているのですが、状況によって同じ音源のピッチを変更して、盛り上げに役立てています。

また、カテゴリ機能を設定することでBGMとSEの音量変更が簡単に行えるようになりました。

——ADX2 LEを導入して、逆に手間が増えてしまった点はありましたか。

機能が豊富なので仕方がないのかもしれませんが…CRI Atom Craftを久しぶりに触ると、操作方法が思い出せずに困ってしまうことがあります。プレビュー再生したいんだけどどこ押せばいいんだっけ?ってなってしまうことがありますね。

——ADX2 LEの今後に期待する機能はありますか。または、サウンド開発に関してこんな機能があったらいいな、という展望はありますか。

前回の『朝はどこ』のインタビューでも同様の意見があったのですが、ADX2の情報が散らばっているので公式のマニュアルを充実させてほしいと思っています。また、やはり汎用的なADX2用のサウンドマネージャーは欲しいですね。

それと、最近Boltが無償化したのもあって既存のツールとADX2 LEを連携させる方法の紹介とかあればユーザーも増えるのかな、と思いました。
たとえば、本作ではシナリオパートの開発に「宴」というUnityのアセットを使っているのですが、こちらはADX2 LE用のスクリプトが用意されていて大変助かりました。

後は、とにかく活用事例が沢山知りたいです!「既存のゲームの演出を再現するには…」みたいなのでも嬉しいですね。

——Bolt対応、調査します!最後に、本作に関する告知や宣伝などがありましたらお願いします。

本作は『パワフルプロ野球』シリーズの1モードである「栄冠ナイン」や、『モンスターファーム』『ダンジョンメーカー』などに影響を受けていますので、本作をプレイした方がこれらの作品に触れるきっかけになっていただけると嬉しいです。

また、本作は現在DLsiteとBOOTHで販売していますが、今後はSteamやスマホでも遊べるようにしていきます。サークル公式Twitterで最新情報を公開していますので是非フォローして下さい!

サークル公式Twitter
https://twitter.com/ZephyrStudioJP

『モン娘ぐらでぃえーた』
DLsite / BOOTH

また、本作とのコラボクエストを配信している、魔王スライムさまプロジェクト様の『魔王スライムさまがんばる!』もよろしくお願いします。

 

——ありがとうございました!


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