【CRI】ADX2編集ツール新機能、ウェーブフォームリージョンの編集について【Atom Craft ver.3.41】
ついに! 念願の!
波形の (再生範囲の) 編集ができるようになりました!
90秒でわかる、できること
今まで波形データを何かしら編集したいとき、外部の波形編集ソフトを使う必要があったのですが、ちょっとした切り貼り、トリミングであればAtom Craft上で可能になりました。
操作マニュアル
【ADX2_ツールマニュアル】 タイムラインでのウェーブフォームリージョン編集
便利な使いみち例
ボイスの間の調整
動画の通りです。
ADX2上での効果音作り
波形の一部を素材として利用して別の音を作る際、今まではボリュームのオートメーションを書いたりする必要がありました。
インタラクティブミュージック向け
ブロック再生機能などを利用する際、1曲を幾つものブロックサイズの波形に切り分けてからAtomCraftに登録する必要がありましたが、1曲丸ごとを登録してリージョンを分割して並べることで、楽曲差し替えの際の手間が大幅に短縮可能になりました。
波形を切る必要もなければ、同じファイル名でマテリアルを上書きするだけで済みます。
よくある質問
登録したデータへの影響は?
ありません。再生範囲の情報のみを変更します。
同じ波形から複数のリージョンを作った場合、ビルドデータは増える?減る?
再生位置情報が違うリージョンはそれぞれ別のバイナリデータとして書き出されます。
それぞれのリージョンに重複した部分があればビルド後のデータ量は増えます。
重複部分が存在せず、分割後に短くトリミングした場合はデータ量は減ります。
開発終盤など、データを登録したものの少しの修正で済むのに別の波形編集ツールに戻る時間がもったいない…という事はよくあると思います。ぜひ、ご利用ください!