CRIWARE SDK for UE4の追加機能

CRIWARE SDK for UE4 v1.28.01.00 をリリースしました!

こんにちは、研究開発部の柴田です。

今回は CRIWARE SDK for UE4 のアップデート情報をご紹介いたします!

UE42.6 対応のほか、 UE4 Editor 上におけるインタフェースの外観強化を主なアップデート内容としています。
 

コンテンツブラウザにおける CRI アセットの外観を改善

Atom キューアセットと ManaMovie アセットのサムネイル表示を改善しました。

Atom キューアセットでは、先頭波形がサムネイルにて表示されます。Cue Color プロパティにより表示色を変更可能です。

また、ManaMovie アセットでは、サムネイル上でムービの簡易プレビュー再生を行うことができます。


 

Atom CueSheet Import Dialog の機能強化

ACB ファイルのインポート時処理を選択できるインタフェース “Atom CueSheet Import Dialog” の外観と機能を更新しました。

– Atom CueSheet Import Dialog 上にリスト表示されたキューを選択して再生することができます
– インポート元 ACB と同じパス上に同一名の AWB ファイルが存在する場合、UE4 プロジェクト内にコピーできます

詳細は CRIWARE UE4 Plugin マニュアルをご参照ください。
 

AtomComponent にキュー内埋め込みイベントコールバックのデリゲートを追加

AtomComponent に2つのデリゲート OnAtomSequenceCallback と OnAtomBeatSyncCallback を追加しました。
AtomCraft 上でキューに埋め込んだシーケンスマーカーやビート同期設定に合わせて、上記デリゲートが発火します。

  • OnAtomSequenceCallback:キュー内の任意のタイミングに埋め込んだシーケンスマーカーが検知されるたび、ユーザ定義の関数を実行できます
  • OnAtomBeatSyncCallback:キューのビートに合わせて任意の関数を実行することができます

これらのデリゲートを使うことで、下記のような音のビートに合わせた視覚表現などを Blueprint で気軽に実装することができます。

詳細は CRIWARE UE4 Plugin マニュアルをご参照ください。
また、シーケンスマーカー、ビート同期設定の詳細については Atom Tools マニュアルを別途参照してください。
 

フォーカスポイント機能の新しい制御手段

フォーカスポイントを制御するための新たなインタフェースとして、フォーカスポイント情報とフォーカスポイント制御関数を追加しました。
従来のフォーカスポイントコンポーネントを使用せず、特定のリスナーに任意のアクタやシーンコンポーネントをフォーカスポイントとして設定することができます。
詳細は CRIWARE UE4 Plugin マニュアルをご参照ください。
 

リスニングポイントのデバッグ描画機能

フォーカスポイントに関連したデバッグ用可視化機能を追加しました。
詳細は CRIWARE UE4 Plugin マニュアルをご参照ください。

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