専門学校でゲームサウンド講義させていただいているお話(つづき)
CRIさくらいです。
昨年11月に、専門学校HAL ミュージック学科向けに特別講義をしましたという記事を書いたあとの続報です。
その後、ゲーム4年制学科 ゲーム制作コースの先生におつなぎ頂いて、2023年冬にプログラマーを目指す学生向けにもゲームサウンド講義をさせていただきました。(講師は自分が全部やったわけではなく、手分けしてやりました。)
過去記事:
専門学校HAL ミュージック学科向けに特別講義をさせていただきました (2023.11.28)
今回は、なぜプログラマー志望の学生に?という話をしようと思います。
でも理由は単純でして、プログラマーさんにもゲームサウンドを知ってもらったほうがサウンドが良くなると考えたからです。
ミュージック学科の学生さんがゲーム開発チームに参加してサウンド演出にこだわりたいと思ったとしても、そこはチーム開発ですからプログラマーさんやプランナーさんにも理解を得る必要があります。
しかし、先生と話してみると、ゲーム制作コースのカリキュラムでサウンド周りというのは結構手薄になってしまっている事が多いようです。
そんなとき、プログラマーがサウンド担当のこだわりとか演出方法の基礎をあらかじめ知っていたら、話が進むと思うのです。サウンド担当からしたら、やりたいことを説明するのが楽になると言えばよいでしょうか。
「ミドルウェアを使ってください」と言うつもりは無いのです。
開発チームの中で、サウンドにも注目してあーだこーだと話が盛り上がって欲しいのです。
その結果、一部の演出をプログラマーが実装してみよう!となってもいいですし、ミドルウェアを試してみようとなってもそれはどちらでもいいのです。
そんな事を考えていた2023年から、はや1年たちました。
今年(2024年)も専門学校HALのミュージック学科とゲーム4年制学科 ゲーム制作コースの学生さん両方にそれぞれ講演をさせていただきました。講演後に個別に質問にくる学生さんも結構いて、熱量を感じてこちらも楽しくなりました。
こんな感じの講演活動を、他の学校さんやゲーム会社さん向けにも続けています。
講演内容は相手にあわせてアレンジしたり、新しいネタを入れたりとブラッシュアップしていますので、ご縁がありましたらお声がけください!