CRIWARE新機能「CRI Assets/CRI Addressables(仮)」@CA.unity #3

こんにちは、CRI開発の家室です!

気付けば2021年も残すところあとわずかとなりました。信じられません… なんとかなりませんか…?

さて、先日行われたCyber Agent社主催の勉強会「CA.unity #3」にて、
CRIWARE Unity Plug-inの新機能についてお話をさせていただきました。
Unity Learning Materialsでぜひとも講演をご覧ください。

※スライド中で利用しているかわいいりんごLINEスタンプはこちらから!

Unity Addressable Assets Systemが発表されてから長い間にわたって研究開発を行ってきましたが、
ようやく皆さまにお届けできそうです!

本記事では上記の講演で紹介した2つの機能について、改めてまとめていきます。

新機能①:CRI Assets(仮)

CRIWAREの独自ファイルがUnityアセットとして取り扱えるようになります。

もうStreamingAssetsフォルダー内で自己責任に基づくファイル管理を行う必要はありません。
プロジェクト内の任意のフォルダにインポートし、ライブラリへの登録も簡単になります。

Unityアセットとなったことにより、Editor拡張を利用して皆さんの開発をサポートする
機能強化も行っています。
ACBファイルを登録すると一覧からキューが選べたり、
USMファイルを選択するとInspectorでプレビュー再生ができたり、などなど。

新機能②:CRI Addressables(仮)

CRIアセットをAddressable Assets Systemを利用してロードできるようになります。

Addressable Assets Systemではアセット間の依存関係もまとめて管理してくれるので、
「シーンがロードされたら、必要なCRIアセットもいっしょにロードする」といった難儀な処理を自動で行ってくれます。

また、Addressables 連携機能を利用することで、AssetBundleに含まれるCRIアセットでも
メモリを圧迫しないストリーミング再生が可能になります。
アドレスを指定してロードして得られたCRIアセットは実ファイルを別の場所に持たせることができ、
メモリではなくキャッシュにダウンロードされます。

この「AssetBundleからのストリーミング再生」こそが長らくCRIが実現したかったことであり、
ぜひともAddressable Assets Systemを導入の上で新機能をご活用いただきたいと思います。

従来システムからの乗り換え

新機能を提供する際に毎度お伝えすることですが、従来通りの使用方法は変わらずサポートを続けます
CRI Assets/CRI Addressables(仮)は、CRIWARE 本体プラグインとは別のアドオンプラグインとして
提供します。

新規プロジェクトでぜひ新機能を活用したい方、今まで通り自社システムでアセット管理を行いたい方、
それぞれのご都合に合わせた使い方をしていただければ幸いです。

ただ、Addressable Assets Systemを利用したロードは大変便利なので、
「キューシートファイルのロードだけ新機能を使う」ような部分的な導入の検討もおすすめします!

おわりに

ということでCRI Assets/CRI Addressables(仮)のご紹介でした!
年明けのβ版提供に向けて着々と準備をすすめておりますので、楽しみにお待ちくださいませ。

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