CRIWARE for C#アップデート! チュートリアル公開 & Web対応
ごきげんよう!開発の久田です。
今回は CRIWARE for C# のアップデートについてお届けします。
チュートリアル公開
CRIWARE for Gamesでは各種プラグインごとのチュートリアル記事をご用意しております。
ここに、CRIWARE for C# 向けのチュートリアル記事が追加となりました!
Web UIフレームワークであるBlazorを利用したプロジェクトで、CRI ADXを利用する方法をご紹介しています。
Blazorに限らず、他のUIフレームワークを利用したアプリケーションをVisual Studioで開発する際にもご参考頂ける内容です。
ぜひご確認ください!
Webビルド対応
現行のCRIWAREプラグインのうち、いままではUnityプラグインのみがWebブラウザに対応していました。
実は…先月リリースのバージョン 2.29.00 からは CRIWARE for C# SDK もWebビルドに対応しております!
UnityでCRIWARE for C#を利用したときはもちろん、
browser-wasmをターゲットランタイムとしたdotnetプロジェクトでも利用可能です。
過去の記事でもご紹介した通り、CRIWARE for C# はゲーム開発を補助するツールの開発にも適しています。
補助ツールをWebアプリとして用意することで、各開発環境で簡単に利用できるようになるでしょう!
また、CRI ADX LE for C#もWebビルドに対応済みです。
ぜひお試しください!
その他アップデート内容
昨年登場したCRIWARE for C# ですが、今回のWeb対応以外にも、今までにいくつかのアップデートを行っています。
iOSでのNative AOTビルドに対応
dotnetをiOSを動作させる方法の1つとして、Native AOTが挙げられます。
CRIWARE for C# の初回リリース時点では対応できていなかったのですが、現行SDKでは対応済みです。
このアップデートによって、GodotエンジンのiOS向けビルドでもCRIWAREを利用いただけるようになりました。
インゲームレビュー/プロファイラー対応
CRI ADXはアプリケーション実行中に外部プロセスと接続することで、次のような機能を利用できます。
こちらも CRIWARE for C# の初回リリースでは対応できていない部分でしたが…
現行SDKでは利用可能です。
もちろん先日紹介したプロファイラーアップデートの恩恵も受けられますよ!
今回は CRIWARE for C# のアップデートをご紹介しました。
今後の大型アップデートに向けても開発を進めております!
ご意見やご質問がありましたら、テクニカルサポートサイトでも、公式Discordでも、是非お声掛けください!