だいすき!IVRC 2025 SEED STAGE!

いつもお世話になっております。開発のかむろです。

9月といえば!そうですね!IVRC 2025のSEED STAGEです!
ざっくり言うと、VR技術や理論を活用した「インタラクティブな作品を企画・制作する大会」!
コピペの説明を読ませるのも心苦しいので、ぜひ昨年の記事をご参照ください。

今年は立命館大学 大阪いばらきキャンパスで開催中の第30回日本バーチャルリアリティ大会にて。
CRIは昨年に引き続きスポンサー賞を授与!ということで、肩で風を切りながら練り歩いてきました。

ひきつづき最高だったので、いくつかの作品を紹介させていただきます。

豆|頁:なんかきられてももどるやつ
<東北大学工学部電気情報物理工学科,東北大学大学院情報科学研究科>

頭を真向切りされる作品です!やったー!
頭が切られる感覚のあと、たいへんなことになった状態での視覚と聴覚の異常をたのしむことができます!う、うれしすぎる!

不可逆な身体の損壊はとても興味深いものの、現実で体験するには明日を捨てなければならないんだ。
頭が裂かれて焦点が合わなくなった視界と、脳に致命的な問題が生じてしまったかのような音の聞こえ方。
これらにより、前述の欲求をもつ私たちを存分にたのしませてくれます。ほんとうにありがとう!
ほっぺを両側からギュッと押すと元に戻れるのも、安心でたのしくて最高!

あまりにもこのみすぎたので、CRI・ミドルウェア賞をお送りしました。おめでとうございます!

なんとこちら、音の変化はCRI ADX LEで実装しているとのこと。
ありがとうございます!ほんとうに!?すごい!
このようなすばらしい作品でご活用いただけたのはうれしさの極み!

ご興味を持たれた方(たぶん全人類)は、決勝大会で体験してみてください!

Playable Human
<大阪大学大学院情報科学研究科>


ゲームパッド操作でもうひとりの体験者を操作し、ステージクリアを目指す非対称アクションゲーム。
HMDをかぶった側はゲームパッドからの前進指示が示されており、それに従ってダバダバと走ります。
ただ、密かに伝えられた別のテーマがあり… つづきはぜひご自身で確かみてください!

外から見たビジュアルがおもしろすぎるのでだいすき!
もっと広いプレイエリアで無茶をさせたい…
気心知れた友人などと罵り合いながらプレイするのがとてもよさそうで、おすすめです。
罵り合える友人が会場にいたらなぁ…

猿鬼ごっこ
<立教池袋中学校高等学校>


石川県に伝わる妖怪「猿鬼」さん。こちらに捕まらないように屋敷を探索する作品。コワイ!
歩きやジャンプなどの動作が可能なロコモーション装置で、バーチャル空間内を動き回ることができます。

すり足を駆使した移動はやっぱりコツが必要で、思い通りに動けないもどかしさはありますが、満足度の高い体験でした。
やはりでかい装置はIVRCの花形!回転が諸事情により人力な点も、個人的には加点要素ですき!力こそパワー!

操髪
<関西学院大学大学院理工学研究科>


巨人の頭に乗り、髪の毛を両手でひっぱって操作し、ステージを進んでいく作品。
視点からの映像がスクリーンに投影され、床からの振動で臨場感を高めています。

特筆すべきは髪の毛=ヒモのひっぱり具合を検出する機構。
カメラで球の縞を検出することで、ヒモと接続されている三点の傾きを計測しています。あら〜かしこい!
とても頑健なシステムに思えますし、コンテンツを練り込めばさらにたのしい体験が生まれそうです。

というわけでIVRC 2025 SEED STAGEのご紹介でした。今年もたのしかった!

10作品が進出する決勝大会=LEAP STAGEは、10月にサイエンスアゴラ2025@東京で開催されます。
ぜひご参加くださいね!CRIのメンバーもいっぱい行きます!

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