【CRI ADX2】McDSPのプラグインを使うと何ができる?

ADX2をお使いのみなさんにお知らせです!

音楽制作の現場では昔から馴染みのある、McDSPシリーズのプラグインが、近日中にゲーム向けのオーディオミドルウェア、CRI ADX2上で使えるようになります!いったいこのプラグインを使うことで何ができるのか、まとめてみました!


他の音の雰囲気を壊さずに、特定の音をバッチリ聞かせられる!

AE600 Active EQ
例えばピーキーな効果音が鳴るときだけ特定の周波数を削り、普段はバランスを壊さないという使い方が可能です。他のダッキングの手段よりも繊細に、よりピンポイントに効果を出すことが可能です。
AE600 Active EQ紹介ページ


ワンボタンでテレビや電話越しの音に切り替えできちゃう!

FutzBox
プリセットが豊富にあるので手軽に雰囲気を変えられます。またリアルタイムに加工して鳴らすため、データ量を抑えつつ多彩な表現をすることが可能です。
FutzBox紹介ページ


今までにないくらい大きな音が鳴らせます!

ML4000 ML1
ゲームのサウンドは、映像作品の音とは違い、いつどの音が鳴るかが決まっていません。大量の音が同時に鳴ってしまうと音割れしがちですが、ML4000を使えば音割れさせずに大きな音を鳴らすことが可能です。
ML4000 ML1紹介ページ


ゲーム内の音声データを聞き取りやすくします!

SA2 Dialog Processor
一般的に、収録された音声データは「ゲームに組み込む前に加工が必要」です。加工の手段も目的も様々ですが、一番の目的は冒頭に挙げた「音声データを聞き取りやすくする」ことです。SA2には音声加工に必要な機能が揃っています!
SA2 Dialog Processor紹介ページ


ゲーム機やスマートフォンでも使えるの?

もちろん使えます!
ただし、スマートフォンでは負荷の都合もあるのでバランスを見て使用をご検討くださいませ。個人的なオススメはML4000のみをお使いいただいて最終的な音量を上げるやり方です。


試してみたい!

近日中にリリースし、一ヶ月間無償で試用する事が可能です!
それぞれをより深く紹介する記事も準備中です。ぜひお試しください!

以上、よろしくお願いいたします。

kawaguchi

Twitter @ADX_kawaguchi Sound / Haptic / UX Designer @ CRI Middleware. / 音響周り全般と触覚、UXを担当。ゲーム制作現場の要望をミドルウェア開発チームに届けて、より素敵なコンテンツが生まれやすい未来を作るのが仕事です。

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