準備編.00 / はじめに知っておきたいCRI ADX2情報


ADX2は何をするもの?

ゲームのサウンド演出やサウンド素材の管理を楽にしてくれる便利ツールと便利プログラムの集合体です。いろんな職種の人がハッピーになれる可能性を充分に持っています。

管理が楽ってのは?

BGMとかSEとかVOICEとか、カテゴリー分けをして、それぞれのボリュームや音質の調整をまとめて管理する事が可能です。また大量にある素材をまとめて圧縮し、ゲームに組み込むファイル数を少なくする事で、データのやり取りも楽になります。

OSアップデートに強い

PCにしろスマートフォンにしろ、端末ごと、OSごとの差というものは結構あります。特に顕著なのがAndroid端末の発音遅延問題。

OSのアップデートにより、正しく音が鳴らなくなってしまうようなトラブルケースも過去にありました。

端末ごと、OSごとに違いを調査して個別に実装したり、アップデートに対応していくのは非常に大変なので、ミドルウェアに任せた方が全体の運用コストが低い場合というのがあることでしょう。

演出を手軽に実装

ADX2には専用のオーサリングソフトが存在し、プログラマーが呼び出すキューというものを設定します。
フェードイン、アウトや、ランダム再生、音程変化、リバーブ設定…などは、専用のオーサリングツール、Atomcraft上で設定が可能です。

メリットとしては、プログラムによる実装やビルド時間などを待つ事なく、ツール上で演出を作り込む事が可能なため、クオリティを更に上げたり、より多くの演出を作っていく事が可能です。

オーサリングソフトについて

作曲ソフトに似ているためDTM経験者は取っつきやすいかもしれません。
非常に多機能ですが、全てをマスターしなくても充分効果的に利用する事が可能です。

今後のチュートリアルでは、目的のサウンド演出を作るにあたり、ADX2の細部を知らなくとも主だった機能を用い、なるべく手軽に実現するための操作方法を学びます。
必要最低限の操作方法を中心にまとめているため、情報が不足と感じる方はマニュアルをご参照くださいませ。

入門編.01 / 音データの登録、ツール上での再生
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kawaguchi

Twitter @CRI_kawaguchi Sound / Haptic / UX Designer @ CRI Middleware. / 音響周り全般と触覚、UXを担当。VRの立体音響も。 ゲーム制作現場の要望をミドルウェア開発チームに届けて、より素敵なコンテンツが生まれやすい未来を作るのが仕事です。

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